光合成する本棚

こっそりひっそり

東京国立博物館 : 縄文-1万年の美の鼓動

夏学期ぶんの提出物を昨日でようやく出しきって、晴れて完全に夏休みなので縄文展特別展「縄文-1万年の美の鼓動」(縄文展))に行ってきた。

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このところ博物館/美術館に割とこまめに行けている。博物館関係の授業を受けて、招待券で行ってみたりして、この歳になってまた改めて「博物館ってたのしいなあ!」と初心に返っているような感じ。

 

母・妹と行ってきたけど、招待券1+中学生1+キャンパスメンバーズ1で締めて1000円。中学生以下だと特別展も無料なこと、忘れていたのでびっくりした。

夏休みだし山の日なので朝からかなり盛況だった。博物館や美術館は1人でゆっくり観るのもいいけど、混んでいるときは資料毎・ケース毎に並んだりと時間がかかるのでちょっと話すような相手がいるのもありがたいなあと勝手ながらに考えていた。

 

HPの「みどころ」にあった国宝指定の6つのうちだと『縄文の女神』『火焔型土器』が好きだった。縄文の女神は前から見てもきれいだけれど、横から見ると美しいシルエットがより際立つ。腰とウエストが細くて薄い。好き。

仮面の女神』なんかも含めて土偶のサイズが想像よりも大きいことが多く、なんだかちょっと意外だった。手のひらサイズが多いイメージだったのだけれどなぜだろう……。小さいものも確かにあったけど、有名なやつは大きめだった。「百聞は一見に如かず」?

 

科博・西美の感覚で行くと規模の大きさに驚かされる。広い会場に程よい間隔で置かれた資料、動線がある程度自由なので混んでいても動きやすい。台やケースもさることながら、空間全体のデザインもとても美しかった。

基本的には写真は禁止となっていたが、撮影可能な資料もあった。最近このようなスペースの設置は多い気がする。全面禁止してこっそり撮られてしまうよりかは、一部選んで解禁したほうがガス抜きになるということだろうか。

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フィールドノートを買ってしまった、今度の野外調査で使いたいなあ。

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東博の広いというのは一応わかってはいるものの、実感として今だに若干飲み込めていない。常設もそのうちちゃんと行ってみたいな。